■[Attitude Game]■ (アティテュード ゲーム) Artist Interview Vol.4
〜FAT JOE 7thアルバム 「Me Myself & I」リリース記念 オフィシャルアーティストインタビュー〜
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Attitude Game アーティストインタビュー「FAT JOE」
(FAT JOE's Biography)
1973年、「AFRIKA BAMBAATA (アフリカ
バンバータ)」等の先人達により、
ヒップホップ生誕の地となった、N.Y.
の心臓部に当たる、「MANHATTAN
(マンハッタン)」に近いゲットー
(=人々からはアメリカ史上最悪な
スラム街と称されていた。)、
「South Bronx (サウス ブロンクス)」。
その「South Bronx」をRepresentする
ラッパーこそが彼、「FAT JOE」である。
1990年代初頭のミドルスクール期
(←ちなみに、ミドルスクールという
表現は日本固有の表現だそう。)から
マイクを片手にハードコア ラッパー
として活動を開始し、2000年には、
「LORD FINESSE (ロード フィネス)」、
「Diamond D (ダイアモンド D)」、
「SHOW BIZ & A.G. (ショウ ビズ & エージー)」、「BUCK WILD
(バック ワイルド)」、「O.C. (オーシー)」、「BIG L
(ビッグ エル/R.I.P.)」等の面々により、「D.I.T.C.
(ディーアイテシー/Diggin'In The Crates/ディギン ザ クレイツ)」
名義での1stアルバムをリリース。プエルトリコ系のラッパー
として初めて本格的な成功を掴んだ彼は、1993年に、シングル
Flow Joe (フロウ ジョー)」でデビューする。その直後、
「FAT JOE DA GANGSTA (ファット ジョー ダ ギャングスタ)」名義
での1stアルバム「REPRESENT (リプレゼント)」をリリース。
「D.I.T.C.」の仲間、「LORD FINESSE」や「Diamond D」はもちろん、
「THE BEAT NUTS (ザ ビートナッツ)」、「SHOW BIZ (ショウ ビズ)」
等の製作によるストリート感溢れる最高なビートに乗せ、気合の
入ったハードコアなライムを披露し、その後も1995年に、「FAT JOE」
名義の2ndアルバム「Jealous Ones Envy (ジェラス ワンズ エンビー)」
を発表。「DJ PREMIER (DJ プレミア/From Gangstarr)」の技が凝縮
したビートを下敷きに彼自身はライムに更に磨きを掛けていく。
後に「Terror Squad (テラー スクアッド)」のメンバーともなる
BIG PUN (ビック パン/R.I.P.)」と共演を果たしたこのアルバムだった。
また、ラップ、ヒップホップミュージック業界における成功を遂げた他、
ラップ以外の事業にも手を伸ばしその青年実業家っぷりを発揮した。
中でも、自らのファッションブランド、「FJ 560 (FAT JOE 560/
エフジェー ファイブシックスティー)」をN.Y.のストリートシーンを
始め、幅広い業界からも絶大な支持を得ている、グラフィティライター
兼デザイナー集団、「TATS CRU (タッツ クルー) 」
[http://www.tatscru.com/]と共に手掛けていた。というのも、
「FAT JOE」自身がかつて本格的なグラフィティアーティストだった事
もあった。同ブランドは僅かながら、N.Y.買い付けの際の並行輸入品
として日本にも流通していた他、後に、「What's Luv」が大ヒットを記録
した頃、このクロージングブランドの偽物まで出回ってしまう程の人気を
博していた時期もあった。筆者もこのブランドの大ファンで今でも総柄の
オープンシャツやデニムパンツ、ベロア素材のセットアップ等を愛用して
いる。というのも自分がかつて経営していた「BE-PRIDE by DICTATOR-
NATION」のオンラインショップ等でも、正規品の同ブランドを仕入れて
おり、覆面になるフード付のパーカーやデニムセットアップがほぼ完売
していたのを今でも思い出す。あの頃は今のように偽物を扱うショップも
今程、全国的な広がりでなく、経営がし易かった。
話しはファッションの方へ少し脱線してしまったが音楽の方へ話を戻そう
と思う。1998年には、3rdアルバム「Don Cartagena (ドン カータジーナ)」
をリリース。同アルバムには、「Puff Daddy a.k.a. Diddy (パフ ダディー
エーケーエー ディディー/Bad Boy Records CEO)」や「Raekwon
a.k.a. Lex Diamonds (レイクウォン エーケーエー レックス ダイアモンズ/
WU-TANG CLAN)」、「Jadakiss (ジャダキス)」等がFeat. 参加。更に
翌年1999年に「BIG PUN」や「BONE CRUSHER (ボーン クラッシャー)」等と
共に結成したクルー、(初期の)「Terror Squad」名義のアルバム
「the Album」を発表。2001年には、幅広いシーンから注目を集めるきっかけ
となる反面、「R&B ラッパー」呼ばわりの発端ともなった大ヒット作品、
「What's Luv Feat. Ashanti & Ja Rule」を収録したアルバム
「Jealous One's Still Envy」をリリース。その他にも、現在の
「Terror Squad」のメンバーとして名を連ねるフィメールラッパー
「REMY MA (レミー マー)」、「M.O.P. (エム オー ピー)」、「R. Kelly
(アール ケリー)」、「Busta Rhymes (バスタ ライムス)」、「XZIBIT
(イクジビット)」、「Noreaga (ノリエガ)」等、東西のラッパー陣からR&B
シンガーに至るまで錚々たるメンツが客演したアルバムとして有名。
翌2002年には、「CRUSH TO NIGHT Feat. Ginuwine」や「BUST AT YOU
Feat. Baby,SCAR FACE,Tony Sunshine」、「ALL I NEED Feat.
Tony Sunshine,Armagedon」等を収録した5thアルバム、「Loyalty
(ロイヤリティー)」をリリース。2004年には、(現行の)「Terror Squad」
名義でのアルバム、「True Story」をリリース。同アルバムには今でも
クラブで流れるマイクリレー楽曲、「Lean Back Feat.LIL JON,EMINEM,
MASE & REMY MA)」を収録し、話題になった。翌2005年には、その
「Lean Back」のリミックスバージョンやシングル楽曲、「Get It Poppin'
Feat. NELLY」、「Hold Your Down Feat. Jennifer Lopez」等を収録した
6thアルバム、「All or Nothing」をリリース。プロデューサーには、
自身の他に最新アルバムの製作にも携わっている、「COOL & DRE
(クール アンド ドレー)」、「DJ Khaled (DJ カレド)」が担当。2005年
には、「50 CENT (フィフティー セント/From G-UNIT)」にディスを受ける
が後に、「F**K 50」というアンサーソングを発表し、ミックステープでも
取り上げられている。そして、前作から2年が経過した今年2006年12月13日
(輸入盤は11月)に自身のレーベル、「Terror Squad Entertainment」から
リリースされる(流通は「Imperial/Virgin' US/EMI」が引き受けている。)
7thアルバム、「Me Myself & I (ミー マイセルフ アンド アイ)」を発表!!
M-2に収録されている、「Damn」と「No Drama
(Clap and Revolve)」は約2〜3ヶ月程度前
からストリートで話題を集め、早くもミックス
テープ/CD等で取り上げられている。更に、
3児の父としての顔も持つ彼は、ラッパー/
アーティスト/プロデューサーとして
活動のみならず、ハリウッドデビューも
果たし、「I Like it Like That」や
「Empire」、「Prison Song」、「Whiteboyz」
等の映画にも出演する他、クロージング
ブランド「Marc Ecko (Ecko Un.ltd)」の
モデルとして、USのアーバンミュージック
専門誌「THE SOURCE」や「XXL」等の
ブランド広告に登場。更に、「PEPSI」や
「Bud Light」等の飲料メーカーともCM契約
を結んでいる。MTVヨーロッパの
車カスタム番組、「Pimp My Ride」のHost
MCとしても活躍中。デビューシングル & アルバムから、13年に及ぶ様々な
キャリアは、USのヒップホップ業界を見渡してもそう多く居ないはずであろう。
(D.I.T.C.'s Biography)
「D.I.T.C.」とは「Diggin' In The Crates」の略称で、日本語訳で「レコード
箱を掘る」という意味。それは、ヒップホップのトラックメイクに (大抵)
必要不可欠なサンプリング ネタを日夜探しまくる所から名付けられた。
メンバーは、「LORD FINESSE (ロード フィネス)」、「Diamond D
(ダイアモンド D)」、「SHOW & A.G. (ショウ & A.G.)」、「BUCK WILD
(バック ワイルド)」、「FAT JOE (ファット ジョー)」、「O.C. (オーシー)」、
「BIG L (ビッグ エル/R.I.P.)」といった、N.Y.のヒップホップシーンを代表
する、錚々たるメンツにより結成されたスタープロデューサー/スター ラッパー
集団、「D.I.T.C.」は、「ブランド ヌビアン」を始めとする数々のアーティスト
の作品でその辣腕を振るって来たが、2000年2月21日、遂に「D.I.T.C.」名義に
よるデビューアルバム、「D.I.T.C.」をリリースした。更に同年6月21日には、
2ndアルバム、「All Love」をリリース。翌年 (2001年)に自主レーベル (D.I.T.C.
Records/配給:RAWKUS Distributions)より、2ndアルバムのシングルカットとして、
「DAY ONE」のアナログ盤をリリース。個々のハイレヴェルなラップスキルに
関しては今更言うまでもないが、注目すべきポイントはそのプロデュースワーク。
ソウル/ジャズ/フュージョン/ロック等の多岐に渡る様々なジャンルのレアな
レコードを探し当て、その中から思いもよらない部分の音をサンプリングし、
調理法によって、骨太なハーコーサウンドを創り上げてゆく。それは決して派手
な展開を見せた訳ではないが、玄人 B-Boy好みな燻し銀の鈍い光を放っている
のである。打ち込み主体のトラックメイクがメインストリームになろうがなるまい
が、「D.I.T.C.」は、ヒップホップの歴史を語る上で欠かせない、昔ながらの
サンプリングを主体としたサウンドプロダクションを創造し続けるヴェテラン
アーティスト集団である。「FAT JOE」のルーツを知る上で、彼の「FAT JOE
DA GANGSTA」名義の1stアルバムや「BIG PUN」の音源等共にチェックして欲しい
と思う。特に、「D.I.T.C.」名義の音源を捜すなら、まさしくレコ屋で「D.I.T.C.」
してみては? ちなみに、自分は先日、「ディスクユニオン」のある店舗で、
「D.I.T.C.」の「DAY ONE」を5枚\500-コーナーでGet! ユーズドコーナー
で時間掛けて探すとあり得ない事もあったりします。ネット上では高額取引される
事もありますが、根気よく探してみてはいかがでしょうか?
バイオグラフィー文章、インタビュー原稿再編集、Web作成:T-Murder a.k.a. T. Omura
(BE-PRIDE by DICTATOR-NATION Ft. Under Ground/S-Vibe'z Entertainment/Attitude Game)
取材協力、インタビュー原稿 & 資料提供:Y. Nagano
(TOSHIBA EMI International Repertoire Co.)
■[Offical Artist Interview]■
◎まずは、メジャーレーベル、「Atlantic」
から独立していかがですか?
FAT JOE:独立するのは簡単だったよ。
よくいろんな人や記者に「純粋に
FAT JOEの新アルバムにしかめえない。
インディペンデント盤とは思えない」
って言われるよ。独立して困っている
訳じゃないからね。メジャーをやめた
のは、自分が作りたいものを作って、
自分で積極的にマーケティングもする
ため。自分で音源のマスターを持つ
事で、アルバム1枚につき80セントしか
稼げなかったのが、1枚7ドルになるって
事だよね。このビジネスではマスター
を持つ事が最も重要だからね。
俺は10年間、ずっとこのレーベルに居たんだ。この2〜3年の間、
「Mike Jones (マイク ジョーンズ)」、「Paul Wall
(ポール ウォール)」、「Cam'ron (キャムロン/From Dipset,
DIPLOMATS)」といった仲間達が次々とインディペンデントと
契約していくのを見ていたんだ。生憎、自分も「Atlantic」
との契約には合意出来ず、自分でレーベルを始める事にしたんだ。
◎13年のキャリアを保ってきた長寿の秘訣については?
FAT JOE:いい関係を保つには謙虚である事がすごく大事なんだ。
180万枚のアルバムを売った時でさえ、全然売れてない奴等と
一緒に曲を作ったりしてた。いつも皆をヘルプしてたんだ。
俺は忠実にやってつもりだし、この仕事に情熱を持ってるんだ。
13年後もこの世界に居るだろう。13年経っても俺のように
やってる奴なんて誰も居ないだろうね。努力してるさ。音楽に
情熱を持っているし、そこが他の奴等と違う所さ。だから、
周りがRespectしてくれる。ちゃんとそこを解かっててね。
500万枚売った奴は言うんだよ。"ジョーはホットなもの作ってる
よな。もっと売れりゃあいいと思うけど、彼はもう自分の世界を
確立してるからな。" 大変な事だよ。努力をしてる奴に人は
Respectするのさ。
◎「Me, Myself & I」、アーティストとして、
一人間としてどう成長しましたか?
FAT JOE:「Me, Myself & I」は俺の7枚目
のアルバムだよ。今までより、遥かに
クリエイティブな作品ができたと思う。
最近は色々やりはじめているしね。世界
ツアーもしたし、俺の成長を色んな人
と共有できたと思っている。リリック的
にも、俺は歳を重ねても成長したと思うよ。
やり始めた頃はよかったけど、段々そうで
なくなる奴等とは全然違うね。俺はラッキー
な事に、今もこの業界のゲームを勉強してる
し、後、純粋にヒップホップ ファンであり
続けているからね。このアルバムは
間違いないよ!
このアルバムは、いかにも「FAT JOE」らしいガター ヒップホップ。
これを聴くと「Diggin'In The Crates」や「Jealous Ones Envy」
といったまさにストリートに引き戻されるんだ。部屋に閉じこもって、
"ホットな曲作ろうぜ"ってね。ビートを作ってもらって"思ってる事
をリリックにするんだ。"俺は強い影響力を持ってた。大好きな
プロデューサーにだろうが、友達にだろうがね。まさに「FAT JOE」
ってアルバムさ。ポップとかそういったコマーシャルな曲を大好き
だけど、今回は自分の思いを伝えたもの。ゲットー直球さ。
◎前作ではやっていたけど、今回はやらないことは(プロモーション、
レコーディング、プロダクション等について)
FAT JOE:前やっていた音楽に何の後悔はしてないよ。「D.I.T.C.
(= Diggin'In The Crates/ディギン イン ザ クレイツ)」で始まり、
その後、「TERROR SQUAD (テラー スクアッド)」でハードコア
ギャングスタラップをやってね。「BIG PUN」が死んだとき、自分の
ゲームをステップアップさせないといけないと思った。周りは無理
だと思っていたみたいだから、ヒットを作る事が必要だったのさ。
「What's Luv (Feat. Ashanti & Ja Rule)」とか「Lean Back Feat.
LIL JON,EMINEM,MASE & REMY MA)」とかね。結構ポップにしてたね。
まあ俺は色んな種類の音楽が好きだからね。後悔はないね。
独立した一番の理由は、メジャーが金を掛ける時ってシングルを
Tシャツ付で出したりとか。例えば、「BIG PUN (ビッグパン)の例で
言うと、TVのドキュメンタリーとかに出てもヒットした曲しか
かけなかったりだね。まあヒットがあったからでかくなったのは事実
なんだけど、あいつは、ホントはアンダーグラウンド ハードコア
リリシストだからね。ヒットだけで語るのはやめて、そのアーティスト
としてどうかで判断してもらうべきだと思うよ。
◎1stシングル「Make It Rain」で、「LIL WAYNE (リル ウェイン)」
及び、「Scoot Storch (スコット ストーチ)」とのレコーディング
はどうでした? また、彼らに依頼した理由は?
FAT JOE:「Scoot Storch (スコット ストーチ)」はこの世で一番の
プロデューサーだよ。「LIL WAYNE (リル ウェイン)は今最高のラッパー
なんじゃないかな。俺は純粋に彼のファンなんだよね。ラップのフロウ
もコンセプトもクレイジーで、「リル ウェイン」はマジでいいよ。
「スコット ストーチ」にはずっとビートを作って欲しかったんだよ。
バウンスビートを作ってくれって頼んだよ。サウス、ウェスト、
ニューヨーク何処でも関係ないだろ。アメリカ中のクラブで今流れてる
トラックは、バウンスしてるだろ。今の感じにしたかったんだよ。
クラブでも、ラジオでもかかるものにしたかったんだ。世界規模の
サウンドにする事で、自分を次のレベルに持ち上げたかったんだ。
「ジョーはダーティー サウス系にはまってるじゃん」っていう奴等も居る
けど、純粋に今いけてる音だからね。一つの種類の音楽だけやってると、
音楽は進化してるのに自分は全然進化しなくなるだろ。俺が13年間も活動
出来ているのは、新しい音楽を作ることを恐れないからだよ。
◎「Scoot Storch (スコット ストーチ)」、
「COOL & DRE (クール & ドレー)」
と組んだ理由は?
FAT JOE:リリックがすげえ良くても
多くのアーティストはいいビートの
選び方を知らない事が多いだろ。
でも俺は恵まれていてね。何がいい
ビートかを知っているから、いい
プロデューサーを選べるんだよ。
「スコット ストーチ」は最高の
プロデューサーだろ。ヒットしてる、
もしくはヒットしたレコードは、
「スコット ストーチ」のおかげで
ある事が多いよ。現象だね!
「DJ Khaled (カレド)」は音楽を
作る事に精力的で情熱的だからいい。
俺よりも「FAT JOE」の事を知ってるよ。「LV」や「Street Runners
(ストリート ランナーズ)」とも仕事した。今旬なストリート出身で、
目がギラギラしてるよ。俺は基本的に有名から無名まで、いい音楽
創る奴とは仕事するよ。「ランナーズ」、「ニュー ジャージー
デビル」。色んな人と仕事するね。
◎リリック的にはどんな感じ?
FAT JOE:リリック的には、ストーリーを伝える感じでやった。目が
見えなくって、独房に閉じ込められていてもウォークマン一つあれば、
その音楽を聴くだけで、そのストーリーの世界にいるかのような感覚
になるようなね。全く異なるレベル、コンセプト、フロウを試みた。
(特に) 「Bendicion Mami」は、かあちゃんが強い女である事をテーマに
した。3つも仕事を掛け持ちしながら、ドラッグ中毒になってしまった
弟をどう面倒みていたかとか。俺が弟に撃たれたのも見てるしね。
1993年、俺が初の契約を獲得したとき、かあちゃんがガン宣告を受けて
もう長くない事がわかったりしてさ。普段からあんましよく喋らなかった
けど。かあちゃんに捧げる曲を作りたかった。いかに強い女性だったか
っていうね。俺達の為にすべてを捧げてくれたからね。重要な曲だよ。
◎今回のアルバムのレコーディングはどんな感じでしたか?
FAT JOE:派手なスタジオもTVもなしで。ゲームもなし。音楽、ペンと紙
だけだよ。大理石とかそういうのはいらないね。一人で音楽をしっかり
作りたい。マイクと「Pro Tools (プロ ツールズ)」があればいけちゃうね。
◎ご自身のスニーカー好きについて教えて下さい。
FAT JOE:俺のスニーカー好きを知らないんだったら、スニーカーを知らない
のと同然だよ。俺はスニーカーハンター。金持ってない子が言うんだよ。
「FAT JOEは、フェアじゃない。お金持ってて。」でもそれは金の話
じゃなくて、誰とつるんでるか、どれだけスニーカーが好きかって話だよ。
俺はスニーカーを世界中、ヨーロッパ、日本とかからも探しているからね。
ベストかどうかはわかんないけど、結構スゴイ方だと思うよ。
◎今後の新プロジェクトの予定については?
FAT JOE:「Tony Sunshine (トニー サンシャイン)」。最高R&Bシンガーだね。
ラティーノだね。「Terror Squad (テラー スクワッド)」のコンピ。
新人と契約するよ。ブレイクする新人も出るから要注意だね。後は自分と
家族についてモノを書いたりしているね。俺はラッパーだから、クリスタル
飲んで、女が3人居て、とかって思われてるかもしれないけど、いつも
そういうわけじゃないよ。ゲットーから成功したって話だよ。前は食べ
させてもらってたけど、今は食べさせる側だしね。誰がが怪我したら、
治療費も出してあげてね。俺の成長についての事を書いているね。
◎世界のファンとアメリカのファンと違いは感じますか?
FAT JOE:全然違うよ。世界のファンは俺のスタートから応援してくれてるよ。
俺のクラシックを求めてくれるね。「D.I.T.C. (= DIGGIN'IN THE CRATES/
ディギン イン ザ クレイツ)」時代からのね。「South Bronx」とか。
ヨーロッパ ツアーをやったときは、どのクラブもパンパンでね。泣いて
くれるファンもいたし。ホント感謝しているよ。
◎最後に(世界の)リスナーへのメッセージを御願いします。
FAT JOE:ピース。世界にピースを。地球規模のピース。俺はギャングスタ ネタ
に入り込んで、怒りをエンタテインメントとして曲にするのは大好きだけどな。
世界のファンにはピースって伝えたいよ。戦争が多すぎ、荒れている。餓死
している人とか多過ぎだよ。助けあって、一つのコミュニティーにならないと。
これがこの世の中のいいトコだし、そう願いたいね。くさく聞こえるかも
しれないけど、ハグは必要なんだよ。
■[FAT JOE リリースインフォメーション]■
FAT JOE 7thアルバム 「Me Myself & I」
TOCP-66642/2006.12.13 Release !! (国内盤)/\1,980- (Tax In-)
Terror Squad Entertainment/Imperial/Virgin' US/EMI/TOSHIBA EMI
[Feat.参加アーティスト]
L'll Wayne (Cash Money Records)/
THE GAME (Black Wallstreet,Geffen,UNIVERSAL MUSIC)/
[参加プロデューサー]
Scoot Storch (Tuff Jew Productions,Hustla Foundation Inc.)/
Street Runner (High Capacity Management)/The Runners (Trae-N-Field Entertainment)/
DJ Khaled (Beat Novacaine)/Grind Music/Nu Jerzey Devil/
■[FAT JOE オフィシャルサイト & リリース情報詳細、PV試聴 リンク]■
(Terror Squad Entertainment PCオフィシャルサイト/英語) http://www.fat-joe.com/
(Terror Squad Entertainment 携帯オフィシャルサイト/英語) http://mobile.fat-joe.com/
(Virgin' Records US オフィシャルサイト/英語) http://www.virginrecords.com/
(MUSIC For EMI FAT JOE プレスリリース/英語)
http://www.emigroup.com/Press/2006/press53.htm
(TATS CRU オフィシャルサイト) http://www.tatscru.com/
(TOSHIBA EMI PCサイト/FAT JOE 特集ページ/日本語)
http://www.toshiba-emi.co.jp/intl/special/0612fatjoe/
(TOSHIBA EMI PCサイト/FAT JOE アーティスト情報/日本語)
http://www.toshiba-emi.co.jp/international/artists/fatjoe/