(Orgone's Biography)
US カリフォルニアのレーベル、
「UBIQUITY RECORDS/NUFF ROPE
RECORDS」に所属する、大所帯 9人編成
のファンクバンド。メンバーは、紅一点、
女性の「Fanny Franklin」がリード
ヴォーカルを務めている。彼女は、これ
までに、「Macy Gray」や「Snoop Dogg」
等と共演経験を持ち、「Orgone」が
「Dakah」という30人編成のヒップホップ
を基調とするオーケストラ集団との
パフォーマンスで共演していたのを見た
事をきっかけにレコーディングへ参加。
メンバーの「Sean O'Shea」は、彼女の
事を「街一番のソウルシンガーだと
感じたんだよね。」と絶賛している。
前述の「Sean O'Shea」は、ドラムス担当
として、「Big Daddy Kane」、
「Pharcyde」等、錚々たる面々と共演する他、別ユニット、
「Breakestra」の一員としても活躍。トロンボーン担当の
「Darren Cardoza」は、在籍7年目。パーカッション担当
の「Stewart Killen」はワシントン D.C 出身で「ORGONE」
在籍は、10年目。「Joel Bowers」は、「ORGONE」3年目と
メンバーの中で最も短い在籍期間ではあるがサックスフォン
担当として、「Spanky Wilson」や「Too $hort」、
「Little Brother」等との共演経験も持っている。ベース
担当の「Ethan Phillips」は、在籍5年目のメンバーで、
「Talib Kweli」や「Ghost Face Killah (WU-TANG CLAN)」
と大御所ラッパー勢や「De La Soul」等からの支持も厚い。
在籍4年目の「Devin Williams」は、トランペット担当
として活動する他、「Breakestra」の一員として活躍して
いる。キーボード担当は、「Dan Hastie」。彼もまた、
大御所アーティストからの支持も厚く、前述の多くの
アーティストは勿論、「Red Man」とも共演を果たしている。
ギター担当の「Sergio Rios」もまた、「Breakestra」の
一員として活動する傍ら、多くのアーティストと共演。
中でも、「Beastie Boys」や「James Brown」といった
誰もがRespectするべき、アーティストとも共演を果たして
いる。オーガニックで直感的な印象を持つファンクサウンド
は、単にジャンルにカテゴライズされる音楽では無く、
根っからのファンクリスナーには勿論、ヒップホップや
R&Bのリスナーにも是非聞いて欲しい、作品となっている。
アルバムタイトルの「The Killion Floor」とは収録曲の
多くがレコーディングされた、「Orgone」の本拠地でも
あるスタジオ兼アパートの名称に由来している。メンバー
でドラムスを担当する、「Sean O'Shea」曰く、「ヒップ
ホップリスナーにライブバンドを売り込む事は、難しいと
思われていたけど、凄くいい結果が得られたんだ。毎回、
最高だったよ。ライブ ヒップホップショーとは何か?」と
いう事を多くのリスナーに考えさせる事が出来たと間違いなく
思うよ。人生の半分を一緒に演奏する事で育まれたバンドの
感性や独特の美学と音楽に対する姿勢、そのような要素
全てがリンクする事で表現される世界観は、まさしく、
オーガニックソウルそのものであろう。「The Roots」や
「Breakestra」、「Kenny Dope」好きなリスナーに
たまらないであろう今回のアルバムは、日本独自編集盤
として、輸入盤には収録されていない国内独占ボーナス
トラック、「Funky Nassau (Danny Krivit Re-Edit)」を
収録している他、配信限定としてリリースされた楽曲も
特別に収録している。幅広いアーティストやライター、
レコ屋のバイヤー等、業界関係者からの支持も厚い。
インタビュー、文章 : T. Futaki (D-ST. ENT./K.O.D.P.)
バイオグラフィー文章、インタビュー原稿再編集、レビュー文章、Web作成
: T-Murder a.k.a. T. Omura
(BE-PRIDE by DICTATOR-NATION Ft. Under Ground /
S-Vibe'z Entertainment /
I.M.D. Work'z /
O.G.F. MUZIK (ex. O.G.F. RECORDS))
取材協力 : M. Takahashi (handcuts Records Inc.)
T. Futaki: これまでのライヴ/ステージでの特に
忘れられない体験とは? 共演者とのエピソードとか
ベスト5位まで、挙げて語って下さい。
Sergio Rios: (1) 英国BBC 、「ジュールズ ホランド」
のTV番組で「PlantLife」と一緒に演奏した事。
(2) フランス、レンヌで開催された、「Trancemusicale」
コンサートにて、「Plantlife」と共に、「Beastie Boys」
の前座を務めた事。
(3) ゴッドファーザー オブ ソウル、「James Brown」
の「The Good Vibrationツアー」のオーストラリア公演
で前座として出演出来た事。(「Breakestra」として)
(4) 憧れだったモントレー・ジャズ・フェスティバルに、
「Plantlife」と共に出演した事。
(5) ハリケーン カトリーナの救済チャリティー コンサート
にて、伝説のアーティスト、「Eddi Bo」のバックを務める
夢を叶えられた事。
(6) 先月行われた、「Pharoahe Monch」のツアー (「ORGONE」
がバックバンドを担当) にて、へヴィーなホーンセクション
のイントロが演奏された瞬間にオーディエンスが熱狂した
瞬間。背筋がゾクゾクしたっていう感じ。
T. Futaki: 「ORGONE」がライヴでいつも心がけている事とは?
Sergio Rios: ズバリ、「TRUTH(真実)」。大好きな事に忠実
に、自分達が影響された本物の音楽を演奏する事と、
ハイクオリティで暖かみのある、ヴィンテージなサウンドを
提供することをとても意識しているよ。グルーヴに対する
リスペクトは、スタジオ、ライヴ問わずに僕らの「基準」だよ。
メインゴールは、「ある瞬間」を共有することなんだ。その音、
動き、グルーヴなどを通してオーディエンスと心を通い
合わせて、最もタイトでファンキーなショウを体感して欲しい。
(ショウの後) 皆には僕らの一番のファンになって帰って
貰えたら最高だよね。
T. Futaki: 「FUNK」とはズバリ何だと思う?
Sergio Rios: ファンクとは、「Meters」の姿勢、「Booker T
& M.G.'S」の威信、「Parliament/Funkadelic」の自由さ、
「James Brown」や「Fela Kuti」の緊張感。ファンクとは
ソウルミュージック。つまり全てのソウルミュージックは
ファンキーであるべきなんだ。
T. Futaki: 「Beginning Of The End」の「Funky Nassau」
はいつ頃から十八番だった? また、他のカヴァー曲について
もコメントを。
Dan Hastie: 「Funky Nassau」を演奏しはじめてもう3〜4年
になるかな。ちなみにこれは、「Fanny Franklin」
(←「ORGONE」のヴォーカル)とコラボレイトした最初の曲
だよ。未だ、進化中ってとこかな。そう言えば、日本版には、
「Danny Krivit」のリ エディットも入ってるんだろ?
グレイトだね!ダンスフロアじゃもってこいだよ。 あと
今回のアルバムでは、「George McCrae」の「I GET LIFTED」
や「Isaac Hayes」の「Do Your Thing」もカヴァーしている
し、アルバム以外でも大量にあるよ。
(ちなみに、「Youtube」では、「Ain't No Use」も視聴可能。)
お気に入りの曲のレパートリーは常に沢山持ちたいと思って
いるんだ。尊敬するアーティストに敬意を払い、その雰囲気
やディティールを大切にしつつも、僕らのエッセンス、独自
のエネルギーとスピリットを加えたものをダイレクトに
オーディエンスに届ける事で、ソウル クラシックを新しい
形で紹介していきたいからね。
T. Futaki: アルバム制作において最もこだわった部分とは?
Dan Hastie: コンセプトは簡単で、「ORGONE」という
フィルターを通して僕らの大好きな音楽を表現する事
に挑戦したかったんだ。60年代の生音で土臭いサウンド
に焦点を当てたものや、その他、現代的なものまで、
ここ最近は新しいファンクっていっぱいあるよね。
それらの素晴らしい作品の価値、当時が回顧される
タイトなファンキー サウンド、少なくともその一部
でも表現できればと思っているんだ。「Meters」、
「Menphis Sound」、「Miami Sound」、「Funkadelic
Sound」... いま口にしただけでも最高なレコードが
69年から77年までに沢山リリースされてるよ! この
アルバムは正に僕らを表現している。ファンク バンド、
ソウル バンド、ダンス バンド... ジャンルの垣根を
持たない正真正銘のバンドとして存在し、単純に
オーディエンスを気持ち良くさせたいんだ。
T. Futaki: レーベル「Ubiquity 」との関係を。
Dan Hastie: 「Ubiquity」がリリースした
コンピレーション、「Rewind 4」で彼らが「Funky Nassau」
をライセンスした事から関係が始まったよ。今年の最初に
サインした。いい信頼関係にあると思う。このアルバムが
その結果さ。
T. Futaki: Breakestraを含め、 現在、貴方達の周りの、
「LAファンクシーン」はどんな様子? 中でもシンパシー
を覚えるのは?
Dan Hastie: 「ORGONE」のメンバーは過去、もしくは
現在、「Breakestra」のメンバーだし、事実、「Breakestra」
が昨年、日本ツアーに出かけたとき、「ORGONE」のメンバー
3人も、「Breakestra」として同行したよ。「Connie Price
& the Keystones」(同じくUbiquityとサイン済み)、
「The Rhythm Roots All-Stars」、「The Greasy Beats」....
これらのバンドもLAのソウル/ファンクシーンには不可欠な
存在だよ。音楽に対して真摯でありつつ、感謝と敬意を
分かち合えるアーティスト、バンドにとって、そのシーンは
とても協力的で支えにいる。世界的に認知されている
「Sharon Jones & the Dap-Kings」、「Antibalas」、
「Quantic Soul Orchestra」やその他の素晴らしいファンク
アーティストのように僕らもそこに仲間入りできるような
バンドになれればと思ってるよ。
T. Futaki: 最近お気に入りのレコードは?
Dan Hastie: 「Sharon Jones & the Dap-Kings」の新作、
「Antibalas」の新作、「Mark Ronson」のレコードあたり
がお気に入りだよ。
T. Futaki: 「ORGONE」として今後追求していきたい、
実験してみたい事とは?
Sean O'shea:世界中で出来る限り、パフォーマンスしたい
事はもちろんだけど、レコーディングも続けていきたい。
「ORGONE」として音楽性や演奏の幅を広げながらね。あと、
バックバンドとしての「役割」も追求したいな。様々な
シンガーや MCとのセッションはすごく勉強になる貴重な
経験だし、僕ら、「ORGONE」のサウンドを出来るだけ沢山
のアーティストに届けたいからね。
■[ORGONE's Release Information]■
ORGONE 1st アルバム 「THE KILLION FLOOR」
2007.10.24 Release !!/TFCK-86602/\2,394- (Tax In.)
UBIQUITY RECORDS/NUFF ROPE RECORDS/handcuts Records Inc./
Toy's Factory Inc.
M-2 「Funky Nassu」、M-8 「I Get Lifted」、M-10 「Dialed Up」
M-11 「Said and Done」を含む14曲に加えて、世界初 CD化となる
「Funky Nassu (Danny Krivit Re-Edit)」をM-15に、国内盤独占音源として収録。
=====(Review)=====
自分は、日頃、「ファンク」を聞いている訳ではないのだが、今、巷に存在する、
あのラッパーの定番曲もこのシンガーの名曲も影には、「ORGONE」の面々が居た
のかも。そう思うと、彼らは、もうジャンルにカテゴライズされる音楽ではない
のだろう。「SNOOP DOGG」や「GHOST FACE KILLAH (WU-TANG CLAN)」、
「Talib Kweli」等の錚々たるMC達を支える彼らのぶっ飛んだセンスに、ゴリゴリ
のヒップホップのリスナーも一度、耳を貸すベキ!! 元来、ヒップホップやR&B等
のブラックミュージックというジャンルの多くには、ソウルやファンクの音源を
サンプリングして楽曲製作を行っているものの、その真逆にバンドサウンド
として再構築してしまう手法が彼らの最も分かり易い特徴かもしれない。
メンバーの中は、「ORGONE」歴、10年という者も居り、今まで何故アルバムを
リリースしていなかったんだろう? と思ってしまう位、多岐なジャンルに渡る
多くのアーティストから支持の厚い実力派かつ9人編成という他に類を見ない
大所帯ファンクバンドだ。輸入盤とは収録曲が異なり、より、確固たるファンク/
オーガニック ソウルの芯を持ち続けているものの、それを現代風にアレンジし、
キャッチーな要素も合わせ持っている。そんな彼らの1st アルバムは、M-2に、
'05年に7インチアナログのみでリリースされた、「Funky Nassau」を収録。
同曲は、メンバーの一部が別に活動を共にするユニット、「Breakestra」の
印象が色濃く反映されているように感じられ、より、ファンク色を全面に打ち
出した感じがする。しかし、柔軟なスタイルで文字通り、音を楽しんでいる、
「ORGONE」はもっとレパートリーが幅広いのだ。M-7の「It's What You Do」
では、JAZZ/FUSIONの印象が全面に押し出され、M-9の「Hambone」は、ラテン
フレイヴァーという感じで、各楽曲毎にコンセプトを持って、展開されてゆく。
M-10の「Dialed Up」は、前曲からの流れを飲んだアッパーなビートが特徴的。
最後のM-15には、世界初CD化となる、「Funky Nassau (Danny Krivit Re-Edit)」
を国内盤だけに特別収録。同ヴァージョンは、「Danny Krivit (Body & Soul)」
自らがリ エディットを懇願したというだけあり、'06年10月にアナログのみで
リリースされるやいなや完売し、ハウス ミュージックシーンを中心に各シーン
から、大注目を集めている。配信限定としてリリースされた楽曲も収録されて
おり、彼らを知るきっかけとして最適な1枚となっている。
Text Writtened by T-Murder Tha Hustler a.k.a. T. Omura
(BE-PRIDE by DICTATOR-NATION Ft. Under Ground/
S-Vibe'z Entertainment/I.M.D. Work'z/O.G.F. MUZIK)
■[Danny Krivit]■
「Funk」、「Soul」、「Afro Beat」... 世界に誇るミュージシャンを
擁する「Orgone」。2007年、間違いなく大好きなバンドの一つだよ。
■[Mr. Scruff]■
ダニーのリ エディットはずっとかけてるし、最高にかっこいい!
僕のトップ5だよ!
■[Jack Splash (Plantlife/Cee-lo/John Legend)]■
最高にキタナくて最高にエグいけど最高にファンキーな
「ORGONE」はヤバイ!
■[矢部 直 (UNITED FUTURE ORGANIZATION)]■
同時に至る所に存在しうる、「Orgone」のようなグループが偉大
だと思えるのは、広くあちこちにゆきわたって存在する音楽を
演ってるからだ。
■[竹内朋康 (SUPER BUTTER DOG/マボロシ)]■
温故知新とはまさにこういうことだね。
■[DJ JIN (Rhymester/Breakthrough)]■
誰にも止められない止まらない、嗚呼、ただ音楽は素晴らしい!
■[サイトウジュン (YOUR SONG IS GOOD)]■
どこをどう切ってもファンキィ。今のご時世やっぱこうでないと。
■[おいボン (CHAMP)]■
大型編成ならではのすばらしいアレンジの数々をご堪能有れ!
■[Yosuke Tominaga (CHAMP)]■
60's70'sと比較しても引けを取らないファンクっぷりに次も期待
大です。現在進行形、ファンクが熱い!
■[福富 幸宏]■
Nu-JazzやBroken Beatsリスナーにこそ聴いてほしい、正統的
かつ近代的な「FUNK」がここにある。
■[TSUYOSHI SATO (BLACK EDITION)]■
頭だけじゃ理解出来ない黒さと濃さ、これぞ反復するSOUL。
■[黒田 大介]■
まさにカリフォルニア的ハイブリッドな2000's ファンクサウンド!
■[MASANORI IKEDA a.k.a. Mansfield]■
さすが生音界を代表する、「Ubiquity」からの刺客、「Orgone」!
「Funky Nassau」のキラーカバーから後半の反復するアフロ
ビートにやられました。
■[大竹 重寿 (cro-magnon)]■
ドラマーという職業柄、まず最初にビートを聴いてしまうのです
が現代のドラマーでここまでシンプルで力強いビート久しぶりに
聴きました。是非、ライブを見てみたいです。
■[Keyco]■
FUNK最高?!!! やっぱ、血が騒ぎます。頭っからゴキゲンです☆
ライブ観たい!
■[BULLJUN (A.Y.B. FORCE)]■
奥に入れば入る程に彼らの魅力やこだわりが聞こえてくる。
「FUNKY NASSAU」のカバーが最高!
■[HIFANA]■
オー!ファンケーナッソー!! ナッソって何ソレ?
■[福田 慎治 (TOWER RECORDS新宿店チーフ)]
完全ジャンルレス!耳では無く、魂で聴くべき本物のファンク
アルバム!
■[MAS (CISCO RECORDS)]■
ご馳走様。「FUNKY CHILDREN」、次もヨロシク!
■[出嶌 孝次 (bounce)]■
リバースをリヴァースして聴き返したら、それ以上のものに
聴こえた感じ?
■[木下 充 (remix 編集部)]■
実にドロくさくて良いスね。「JB」の遺志を受け継ごうとしつつ、
ダニー クリヴィットを唸らせたディスコ魂もある。踊れー。
■[二木 崇 (D-ST. ENT./K.O.D.P.)]■
これぞ、「LIVE MUSIC」の理想的進化形。この「気」なんの「軌」?
「オルゴン」の「樹」!
(handcuts Records Inc. Official Web Site) http://www.handcuts.com/
(UBIQUITY RECORDS Official Web Site) http://www.ubiquityrecords.com/
(NUFF ROPE RECORDS Official Web Site) http://www.nuffroperecords.com/
(ORGONE Official Myspace) http://www.myspace.com/orgonemusic
(handcuts Records Inc. Official Myspace) http://www.myspace.com/handcutsrecords
(UBIQUITY RECORDS Official Myspace) http://www.myspace.com/ubiquityrecords
(NUFF ROPE RECORDS Official Myspace) http://www.myspace.com/nuffroperecords